過換気症候群とは、肺自体には特に病変がないのに、突然に呼吸困難を伴う発作がおこる病気です。
症状としては、呼吸困難発作に加えて、不安感やしびれ感、めまい、頭痛、胸痛、動悸などが起こることがあります。その他にも、発手足の痺れ、まれに全身痙攣などがおこることがあり、いろいろな症状がおこることがあります。
過換気症候群の原因は多くが心因性によるもので、ストレスを受けやすい人に発症しやすい傾向があります。
西洋医学の治療としては、本人の不安を取り去り、落ち着かせることが第一になります。
必要に応じて鎮静剤や安定剤などを使って治療します。
漢方での過換気症候群の治療では、まずはその人の体質に合った漢方薬で体の基本的なバランス(気・血・水)を整えて、発作がおきないように体質を改善していきます。
一般的な漢方薬の例としては、抑肝散や半夏厚朴湯、香蘇散、加味逍遥散、柴胡加竜骨牡蛎湯などがあります。
※漢方薬の服用は専門家にご相談の上で服用ください。
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