不妊症の漢方

杞菊地黄顆粒 - 肝腎陰虚症の不妊症に

不妊症によく使う漢方薬として、杞菊地黄顆粒があります。

杞菊地黄顆粒は、腎陰虚を治療する六味丸と言う漢方薬に、肝に関係する枸杞子と菊花という生薬を配合したもので、肝腎陰虚に使います。

肝腎陰虚証の主な症状としては、足腰のだるさ、耳鳴り、体の熱感や手足のほてり、のぼせやいらいら、寝汗などの腎陰虚症の症状に、肝陰虚にともなう目の疲れや視力減退、手足の震え、筋肉のひきつりなどがあります。

一般的には、「肝の疲れは目に出る」と言われうように、目の病気によく使われ漢方薬です。

不妊症の治療では、肝腎陰虚証の人に使いますが、不妊症の周期調整法において、低温期の時期に服用していただくことが多い処方です。

◆杞菊地黄顆粒の成分◆
地黄、山茱萸、山薬、沢瀉、茯苓、牡丹皮、枸杞子、菊花

 

東京の板橋で漢方をお探しなら、お気軽にご相談下さい。