漢方の考えにもとづき、不妊症に良い食事についてお伝えしています。
今回は、不妊症の中でも腎陰虚と言って、成長や老化・妊娠力に関係する「腎」が弱り、体を滋養する力が弱くなっているタイプのかたに良い食養生についてです。
このタイプの方は、子宮を十分に養うことができないために、子宮の機能がうまくはたらかずに妊娠出来にくくなっています。症状としては、のぼせやほてり、寝汗、めまい、耳鳴り、頬がほんのり赤い、月経周期が短い、経血量が少ないなどがあります。
この腎陰虚タイプの不妊症の人は、体に潤いをつけ腎を補う作用のある食べ物がおすすめです。例としては、山芋、黒キクラゲ、白キクラゲ、牡蠣、いか、豚の皮、鴨肉、ぶどう、梨などがあります。
以上のような食材を積極的にとることによって腎陰を補って、妊娠力を高めてくださいね。
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