不妊症によく使う漢方薬に、当帰芍薬散があります。
昔から、日本漢方では不妊症によく使われていた処方で、妊娠中の安胎薬としても使われます。
当帰芍薬散は、血虚症(体の中の血液の全体量が不足している)の治療の基本方剤である「四物湯」という漢方薬から地黄と言う生薬を除いたものに、水分代謝に良い沢瀉、ブクリョウ、ビャクジュツという生薬を加えた漢方薬です。
ですので、この当帰芍薬散は、血液が不足してして、水分代謝の悪い不妊症の方に良く合う漢方薬になります。
当店に不妊症でご相談に来られる方の中には、病院で漢方を処方されていて飲んでいたという方も多くいらっしゃいます。その場合、多くがこの当帰芍薬散を飲んでいたという人が多い感じです。
また、不妊症以外でも、病院で生理不順で漢方をだしてもらっている場合も、この当帰芍薬散が処方される割合が多いようですが、あまり効果がなかったとおっしゃる方が多くいらっしゃいます。(病院で効果があった方は、当店に来ないのであたりまえですが・・・) このような方は、当帰芍薬散が体質に合っていないかった場合がほとんどです。 ※体質にあった漢方薬のご相談は、漢方に詳しい薬局でするのがおすすめです。
◆当帰芍薬散の成分◆
トウキ、シャクヤク、センキュウ、タクシャ、ビャクジュツ、ブクリョウ
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