睡眠をしっかりとっても重だるさや疲れがなかなかとれなかったり、病院で検査をしても異常なし…と言われ、ビタミン剤や栄養剤を飲んでもあまり変わらないで困っている人が増えています。そのようなときには、漢方薬がとても有効です。
漢方では、疲れやダルさ・疲労倦怠感がとれない原因としては、体に必要な物が不足して起こる場合と、ストレスなどで体の気の流れが滞ったり、水分代謝が滞ったりすることによっておこる場合があると考えます。
体に必要な物が不足して起こる場合とは、気(エネルギー)や血(血液)、水(体の水分)が不足している状態です。
その場合は、その人の体質に合わせて不足している気や血・水を補う漢方薬で治療します。
一般的な漢方薬の例としては、補中益気湯、六君子湯、十全大補湯、麦味参顆粒、清暑益気湯などがあります。
ストレスや水分代謝が滞ることによっておこる疲れの場合は、滞っている気や水の流れを良くする漢方薬を使って治療します。
一般的な漢方薬の例としては、四逆散や加味逍遥散、柴胡疏肝散、平胃散、勝湿顆粒などがあります。
自分に合った漢方薬を上手に使って、元気を取り戻しましょう。
※漢方薬は専門家にご相談の上で服用ください。
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