慢性関節リウマチと漢方
慢性関節リウマチとは
慢性関節リウマチ(RA)とは、慢性的に進行する多発性関節炎のことです。症状としては、関節の朝のこわばりや、関節の痛み、腫れ、皮下結節などがあります。要因は確実には判明していません。リウマチになる男女比は1:3で、女性の方に多く発症します。
病状の進行としては、3つの種類にわかれます。ひとつには、症状の寛解と悪化を何回も繰り返しながら少しずつ病状が進行していく多周期型です。このタイプの人が一番多い傾向です。次に、急にリウマチの症状が発症しますが、経過は良好で、再発のない単周期型。一番最後が、症状がでてから急激に進行していき、高度な障害をつくる進行型です。
西洋医学での治療
治療としては、薬物療法(抗炎症剤や抗リウマチ薬など)とリハビリがあります。 漢方でのリウマチの治療 漢方でのリウマチの治療としては、まずはその方の体質や症状に合わせた漢方薬で治療していきます。
漢方薬
一般的な漢方薬の例としては、桂枝加朮附湯や越婢加朮湯、よく苡仁湯や疎経活血湯、防已黄耆湯、大防風湯、桂芍知母湯などがあります。